ワシントンポストとKaiser Family Foundationが行った国民世論調査によると、女性の60%、男性の33%がストロングフェミニストもしくはフェミニストと答えているらしい!多い!
日本で同様の調査がやられているのを見たことがないけど(知っている人はぜひ教えてください。しかし、この質問を日本女性学会でも尋ねたけど情報提供がなかったので、たぶん日本ではやってないんだと思う)、日本でやったらこの半分くらいのパーセンテージなのではないかと予想されます。
女性年齢別にみると、18歳から34歳でフェミニスト率が63%と、50歳から64歳の68%に次いで高いので、2010年代のセレブによるフェミニスト宣言と、リーンイン・フェミニズムの影響が若い世代に影響を与えたんだなーということをひしひしと感じます。
フェミニズムを表す言葉は?→「エンパワーメント」が多いことからも、それはうかがえるわけで…(以下略)。
追記
ワシントンポストの調査でこんなにフェミニスト率が高くなったのは、
ストロングフェミニスト/フェミニスト/フェミニストではない/アンチフェミニスト/No Opinion の5件法であるところに起因しているような気がします。
例えば、下記のYouGovのように、「あなたは自分自身のことをフェミニストだと考えますか?」→イエス/ノー/Not Sureの3件法にすると、イエスと答える人は女性32%、男性19%にまで落ち込みます。
この「Not Sure」層を細かく見よう(インタビュー調査して解明しよう)というのが、ポスフェミの社会調査系がずっとやってきていることなので、後者のあたりの数字が現実のところなのではないかな、という気がします。